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日本や外国の浮き玉をさぐります。タイトルのBeachcombing for Japanese Glass Floatsは、ウッドさんの著書名から拝借しました。
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<   2005年 06月 ( 14 )   > この月の画像一覧

シリンダーまたはローリングピン

 浮き玉の形で、前にもシリンダー型を取り上げましたが、もう少し細かく見てみます。
 円柱形をしているので、シリンダーなのですが、ローリングピンと呼ばれることもあります。
 実は、これ、東北型と北海道型との二つのタイプがあるのです。

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 写真の右側が北海道型、左側が東北型です。

 北海道型では、長辺がまっすぐで、円柱型をしていますが、東北型は弓なりなカーブを描き、紡錘型をしています。

 浜辺で拾える頻度ですが、わたしの住む本州中部では、北海道型しか拾ったことがありません。
 沖縄では、北海道型、東北型両方が拾えるようです。
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by beachcombers | 2005-06-14 23:07 | 浮き玉の種類

最初に手に入れた浮き玉

 ガラス瓶の事は忘れてしまい数年経ち、芸大に通っていた私に,ウッドさんのBeachcombing for Japanese Glass Floatsとの最初の出会いがありました。

 このことは前にも書きましたが、本を入手したものの、初心者の私が知多半島の浜で探しても浮き玉は見つかりませんでした。

 そんなときに、友人のKくんが家にあったと持ってきてくれたのがこれです。


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 なんでも彼の実家は、三重の白子で昔、漁師をやっていたとかで、納屋に転がっていた浮き玉を持ってきてくれたのでした。

 さて、この浮き玉は直径15cm、シールボタンには、ご覧の通り、放射状になった線の模様が刻まれています。気泡も多く味わい深い最初の一個です。
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by beachcombers | 2005-06-11 08:46 | 浮き玉エッセイ

なぜ浮き玉?

 最初に浮き玉に興味を持ったのは、ずいぶん昔でしたが、それよりも前にガラスへの興味がありました。

 ガラスで何かを作るとかではなく、ガラスの透明感に惹かれたわけですが、そのきっかけになったのがこれ!

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 これは当時リアルタイムで聞いていたNitty Gritty Dirt Band、1971年発売のアルバムAll the good timesの見開きジャケットの中にある写真です。

 これを見て、そうか〜古くさいガラス瓶を窓際に飾ったら・・・と思った高校生は、辺りをさまよい歩き、にわか瓶コレクターに・・・。

 瓶というのは探してみると、無いもので、転がっていたのはジュースの瓶、一升瓶、ビール瓶、せいぜい硫酸瓶くらいのもので、瓶の埋まっていた空き地を掘り返してみたりと、今思えば・・・ボトルギルティングの先駆けみたいなことをやっていました。

 でも、瓶よりも音楽に夢中になり、頭の片隅に追いやられたガラスでした。
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by beachcombers | 2005-06-10 13:38 | 浮き玉エッセイ

バイナリー・binary

 バイナリーとは、二つの同じサイズの浮き玉を合体させたもので、英語のbinaryには、「一対の」といった意味があります。

 浮き玉のバイブルBeachcombing for Japanese Glass Floatsによれば、ウッドさんは1967年3月にアメリカ西海岸ワシントン州、カラロッホ(Kalaloch)にて発見した後、いくつかがオレゴン沿岸に漂着したようです。
 その後、アラスカ、ハワイ、グアム、ミッドウェイなどで報告されるようになったそうです。

 この浮き玉は、北海道の第一ガラスの製品で、1960年代初期に作られたもののようです。

 当初、これはガラスの色と、二つの型に入れて作ったモールド線があったため、ロシアの製品と思われていました。

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 写真のバイナリーは、北海道様似町のkanataさんが撮影されたものを、使わせて頂いています。kanataさんも熱心なビーチコーマーで、地の利を活かして、精力的に浮き玉を集めています。彼のブログ、ウキウキ・山歩き・海歩きでは、最新情報が見られますよ。

 さて、バイナリーを持ってみえるのは、kanataさんの友人Kさん。Kさんも浮き玉コレクターで、kanataさんのライバルでもあります。
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by beachcombers | 2005-06-10 09:31 | 珍しい浮き玉

海の博物館の浮き玉展示

 三重県鳥羽市にある海の博物館には、漁具の膨大なコレクションがあります。
 博物館のバックヤードもすごいのですが、一般に公開されているだけでも、膨大な量の浮き玉があります。

 大きな倉庫の中には漁船が展示してあますが、そのうち三艘には浮き玉が満載されています。「北」、「仙」、「特」といったマークのついた中玉から大玉がわんさか積まれているのです。

 2003年11月には、漂着物学会総会が海の博物館で開かれました。
 下の写真は、その時のものですが、全国から集まった漂着物・浮き玉コレクターたちも、ここのコレクションには圧倒されていました。


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 余談ですが、ここに収められた浮き玉は、定置網の他に、鳥羽では真珠養殖に使う筏の浮き玉に使われていました。


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 これは、宝の山を前に立ちすくむ私・・・漂着物学会の牧野さんから頂いた写真です。たしかにこの時は、ちょっと声が出ませんでしたね。
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by beachcombers | 2005-06-09 15:44 | 浮き玉の展示

TY・仙

 仙、または○の中に仙と入った大玉は、仙台ガラスの製品です。
 また仙台ガラスの製品は、マークのある大玉の中で、北のマークのある北洋ガラスの製品に次いで多いものです。



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 北洋ガラスの北の文字を逆さに読み、ダブルFと呼んだアメリカ人は、仙の文字も逆さに読み、TYマークと呼んでいました。
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by beachcombers | 2005-06-06 20:28 | 浮き玉マーク

韓国の浮き玉

 ハングルの陽刻が、シールボタン部分にあれば、それは韓国の浮き玉だとすぐに分かりますが、そうではない場合、ちょっと迷ってしまいますね。
 太平洋側での韓国の浮き玉漂着例は少ないのですが、プラスチックの韓国製浮き玉は漂着していますので、やはり注意が必要です。

 韓国製浮き玉の、分かりやすい主な特徴をあげてみます。

・直径はおよそ7.5cmと6cmとが圧倒的に多い。
・形が球にならず、歪(いびつ)なものが多い。
・緑色が多い。
・ハングルの陽刻が一部には見られる。

 さて、以上の点に注意してみたら、次の浮き玉(直径7.5cmほど)の中で韓国製を探してみてください。



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 はい、6個の浮き玉のうち、韓国製でないのは、下段右の浮き玉だけです。それだけは日本製のものです。
 6個の中で。上段右と下段左は、けっこう歪に見えますが、まだまだ甘い・・・もっと変形したものがあります。
 

 浮き玉の中に見える暗いリングは、撮影用に使った固定用の台です。


 さてさて、今度は、もう少し難しいよ。
 次の浮き玉は、いかが??

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 はい、やはりこれも左が韓国製、右が日本製です。

 色の変化もありますが、ガラスをよく見てください。
 左の韓国製も、形はきれいな球をしています。
 けれども、底の方にガラスが溜まって分厚くなり、全体が重いのです。そしてガラスの厚みが均一でありません。そのために持ってみると、手の平の一部分に重さを感じます。

 それにひきかえ、右の日本製は厚みが均一で、持ってみると手の平全体に重さを感じます。この感じが韓国製には少ないのです。

 ちょっと分かりにくいかも知れませんが、お持ちのガラス玉で試してみてください。
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by beachcombers | 2005-06-06 17:47 | 浮き玉の種類

川口

 ご存知、川口ガラスの浮き玉です。

 Amos Woodさんの本では、次のように紹介してあります。
 川口のマークは、河口を意味する単語です。その浮き玉は川口ガラスで作られたものと思われています。
 それらの浮き玉は、バンクーバー島、クイーンシャーロット島、それにアラスカで発見されています。
 浮き玉の直径は、5cmから7.5cmの直径の他に、長さが10cmのローラー型があります。
 これが最初に報告されたのは、1960年にブリティッシュコロンビア州のトフィノです。


 さて、川口には、大きく分けて二つのタイプがあります。細かなバリエーションはもっとありますが、次の二つがおさえてあれば、十分でしょう。



 川口だけのタイプ

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 長方形に囲まれた川口タイプ

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 写真の浮き玉資料は、北海道芽室にお住まいのMさんに提供していただきました。いつもありがとうね。

                 川
 追加こんなのもあるようです。→ 口 (私はまだ見ていませんが)
                 川
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by beachcombers | 2005-06-05 20:22 | 浮き玉マーク

 シールボタンの上に、旭の漢字が、二つ並んだこのマークは、旭ガラスの製品です。


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 旭ガラスのマークには、旭の文字が1つだけのものもあります。
 また、天地で対になった旭の文字の間に一本の横線が入ったものがあり、3つのタイプがあることになります。

 旭ガラスの製品は、直径が5.5cmのものが最も多く、直径が大きくなるにつれ、出現頻度が減ってきます。大きなものでは直径が25cmほどのものがありますが、あまり見られません。
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by beachcombers | 2005-06-05 16:13 | 浮き玉マーク

スマイルマーク

 黄色の円の中に、目と口を描いたスマイルマーク、またはニッコリマークは、かわいいポップなマークの定番で、シールや文房具類、はては座布団にまで使われています。

 でも、これが浮き玉に使われているのをご存知ですか?

 百聞は一見に如かず!


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 どうです、いかがですか?とってもステキでしょう。

 このマークは、私のお気に入りで、これまで持っていませんでした。でも、北海道芽室にお住まいのMさんが、新築祝いに下さったので、紹介します。

 アメリカなどでは、Smile-marked floatとも呼ばれているこのマークは、じつは○の中にカタカナの「シ」が入っているものです。

 なぁ〜んだ!でしたか? ちょっと角度をかえてみたら、それがスマイル!!

 この浮き玉は直径が5.5cmのものでした。
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by beachcombers | 2005-06-05 08:44 | 浮き玉マーク