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日本や外国の浮き玉をさぐります。タイトルのBeachcombing for Japanese Glass Floatsは、ウッドさんの著書名から拝借しました。
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韓国の浮き玉

 ハングルの陽刻が、シールボタン部分にあれば、それは韓国の浮き玉だとすぐに分かりますが、そうではない場合、ちょっと迷ってしまいますね。
 太平洋側での韓国の浮き玉漂着例は少ないのですが、プラスチックの韓国製浮き玉は漂着していますので、やはり注意が必要です。

 韓国製浮き玉の、分かりやすい主な特徴をあげてみます。

・直径はおよそ7.5cmと6cmとが圧倒的に多い。
・形が球にならず、歪(いびつ)なものが多い。
・緑色が多い。
・ハングルの陽刻が一部には見られる。

 さて、以上の点に注意してみたら、次の浮き玉(直径7.5cmほど)の中で韓国製を探してみてください。



d0059745_17153130.jpg




 はい、6個の浮き玉のうち、韓国製でないのは、下段右の浮き玉だけです。それだけは日本製のものです。
 6個の中で。上段右と下段左は、けっこう歪に見えますが、まだまだ甘い・・・もっと変形したものがあります。
 

 浮き玉の中に見える暗いリングは、撮影用に使った固定用の台です。


 さてさて、今度は、もう少し難しいよ。
 次の浮き玉は、いかが??

d0059745_17154529.jpg



 はい、やはりこれも左が韓国製、右が日本製です。

 色の変化もありますが、ガラスをよく見てください。
 左の韓国製も、形はきれいな球をしています。
 けれども、底の方にガラスが溜まって分厚くなり、全体が重いのです。そしてガラスの厚みが均一でありません。そのために持ってみると、手の平の一部分に重さを感じます。

 それにひきかえ、右の日本製は厚みが均一で、持ってみると手の平全体に重さを感じます。この感じが韓国製には少ないのです。

 ちょっと分かりにくいかも知れませんが、お持ちのガラス玉で試してみてください。
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# by beachcombers | 2005-06-06 17:47 | 浮き玉の種類

川口

 ご存知、川口ガラスの浮き玉です。

 Amos Woodさんの本では、次のように紹介してあります。
 川口のマークは、河口を意味する単語です。その浮き玉は川口ガラスで作られたものと思われています。
 それらの浮き玉は、バンクーバー島、クイーンシャーロット島、それにアラスカで発見されています。
 浮き玉の直径は、5cmから7.5cmの直径の他に、長さが10cmのローラー型があります。
 これが最初に報告されたのは、1960年にブリティッシュコロンビア州のトフィノです。


 さて、川口には、大きく分けて二つのタイプがあります。細かなバリエーションはもっとありますが、次の二つがおさえてあれば、十分でしょう。



 川口だけのタイプ

d0059745_205077.jpg



 長方形に囲まれた川口タイプ

d0059745_2051620.jpg



 写真の浮き玉資料は、北海道芽室にお住まいのMさんに提供していただきました。いつもありがとうね。

                 川
 追加こんなのもあるようです。→ 口 (私はまだ見ていませんが)
                 川
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# by beachcombers | 2005-06-05 20:22 | 浮き玉マーク

 シールボタンの上に、旭の漢字が、二つ並んだこのマークは、旭ガラスの製品です。


d0059745_2065688.jpg



 旭ガラスのマークには、旭の文字が1つだけのものもあります。
 また、天地で対になった旭の文字の間に一本の横線が入ったものがあり、3つのタイプがあることになります。

 旭ガラスの製品は、直径が5.5cmのものが最も多く、直径が大きくなるにつれ、出現頻度が減ってきます。大きなものでは直径が25cmほどのものがありますが、あまり見られません。
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# by beachcombers | 2005-06-05 16:13 | 浮き玉マーク

スマイルマーク

 黄色の円の中に、目と口を描いたスマイルマーク、またはニッコリマークは、かわいいポップなマークの定番で、シールや文房具類、はては座布団にまで使われています。

 でも、これが浮き玉に使われているのをご存知ですか?

 百聞は一見に如かず!


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 どうです、いかがですか?とってもステキでしょう。

 このマークは、私のお気に入りで、これまで持っていませんでした。でも、北海道芽室にお住まいのMさんが、新築祝いに下さったので、紹介します。

 アメリカなどでは、Smile-marked floatとも呼ばれているこのマークは、じつは○の中にカタカナの「シ」が入っているものです。

 なぁ〜んだ!でしたか? ちょっと角度をかえてみたら、それがスマイル!!

 この浮き玉は直径が5.5cmのものでした。
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# by beachcombers | 2005-06-05 08:44 | 浮き玉マーク

歩く!

 冬の北陸は一日のうちで何度も天気が変る。晴れたかと思えば、みぞれが降り出し、また陽が射す。でも、しばらく後には真っ暗な空になって・・・といった感じだ。

 そんな天気で、北西の季節風が強くても、浮き玉が寄ってくる季節なので、欲につられて、寒い浜を数キロも歩いてしまう。

 暖かい季節なら、浜を散歩する人もいて、満潮線にそった足跡が延々とつづく。だれもが、ビーチコーマーでは無いのに、「俺より先に歩いたヤツがいるのでは・・・」と思ってしまう。

 でも、季節風の吹き荒れる厳冬期には、足跡はまず無い。人影も少なく、番小屋の外壁を覆った羽目板が、風と一緒に刻むリズムを叩くぐらいだ。

 この日は、雄島の東にある砂浜わきに車を停め、石川県境まで歩いた。
 歩き始めたのは14時、日没までそんなに時間が無い。

 満潮線に沿って、東に歩く。フードを被ると、北西の風も何とかしのげる。それでもやっぱり寒い。漂着物に目を凝らしながら歩くと、ついつい歩みが遅くなる。そうなると、余計に寒い。仕方ないので早足になって体を暖める。

 10mほど先に、緑色の輝く物体!
 浮き玉かと、走りよったら、jinroの瓶底を正面から見ていた。

 こんなことは、よくあることさと、気をとり直して歩く。

 波打ち際に、こんどは本物の浮き玉。
 拾い上げて太陽にかざす。
 冬の空が、緑暗色に染まる。海も緑藍色に染まる。

 どんな時も最初の一個が大事だ。
 これで気分が落ち着く。
 浮き玉しか見えなかった目に、浜のメノウまで見えてくる。

 もう、半分以上歩いた。
 拾った浮き玉を堤防の上に並べ、カメラを向ける。
 雲の多い空に日の射す、夕暮れ間近な海が好きだ。

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 荷物も重くなったが、欲につられて、どんどん歩く。
 でも、帰りの道のりが心配になる。
 いざとなれば、携帯でタクシー呼べばいいか。

 そんな時に限って、浮き玉は見当たらない。
 さっきより雲が重くなり、暗くなってきた。
 それにお腹も空いてきた。

 向うから、クーラーバッグと竿をさげた人影が近づいてくる。
 助かった!天の助け!!

 魚とタバコの臭いのする軽トラだが、「ほや〜、ほやって」と、相づちを打つ福井弁が、妙に耳に優しかった。
 
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# by beachcombers | 2005-06-03 23:40 | 浮き玉エッセイ