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日本や外国の浮き玉をさぐります。タイトルのBeachcombing for Japanese Glass Floatsは、ウッドさんの著書名から拝借しました。
by beachcombers
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Dedicate to Mr:Amos L Wood

 わたしと浮き玉との出会いは、この本から始まりました。

 1967年にオレゴン州のBinford &Mort社より出版されたAmos Wood著、「Beachcombing for Japanese Glass Floats」です。

Dedicate to Mr:Amos L Wood _d0059745_084244.jpg



 1970年代に創刊された雑誌「ポパイ」はアメリカからの情報をいち早く紹介していました。そんな中、片岡義男さんが「ビーチコウミング・フォ・ジャパニーズ・グラス・フロウツ。なんのことだか、わかりますか」というタイトルでこの本を紹介していました。(片岡義男さんの紹介文は「5Bの鉛筆で書いた」や「僕が書いたあの島」で読むことができます。

 これに興味を持ち、名古屋の丸善に注文して手に入れたのが左にあるものです。本を入手し、知多の浜辺に友人たちと出かけましたが、海水浴場にガラスの浮き玉が転がっているはずもなく、何も拾えずに帰ってきました。そして本は棚の奥深くに追いやられ、何度も引っ越しをくり返すうちに、段ボールの中に隠れてしまいました。

 そして、1999年春のこと、石井忠先生の新編漂着物事典との出会いがありました。これが契機となって、私のビーチコーミングが再燃し、段ボールの中からこの本を発掘したのでした。

 こんなに楽しい浮き玉の世界を教えてくれたウッドさんと、それを紹介してくれた片岡義男さんには、感謝しています。

 左は1967年の初版、右は1985年の4版です。中身も違いますが、表紙写真も右下のものが違いますね。
 
by beachcombers | 2005-05-28 00:32 | 浮き玉本
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